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【少年サッカー】子供のサッカー夜練習の大きすぎるリスク

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「子供のサッカーの練習、夜遅い時間なんだけど大丈夫だろうか?」

お子さんがサッカーをされてる親御さん、遅い時間の練習について不安を感じたことはないでしょうか。

少年団や街クラブでは遅くても18時前後には終わると思いますが、上のレベルを目指してスクールに通う場合は20時や21時に終わるなんてザラにあります。

息子も4年生からスクールの選抜クラスに通い始めましたが、終わる時間は20時と小学生にとってはかなり遅い時間です。

  • いつも寝る時間だけどできるんだろうか
  • 勉強に遅れが出ないだろうか
  • 就寝時間が遅くなるけど成長面で大丈夫だろうか

どれも選抜クラスに通わせる際に悩みました。そして決断するまでにたくさん調べました。

夜遅くまで練習するということは、たくさんのものを引き換えにするということです。

一歩間違えば子供の未来を奪ってしまうことになりかねません。

今本当に必要なことなのか、親子で真剣に考える必要があります。

夜遅くの練習で得られるもの

基本的に夜遅くまで活動させることは子供の心身を健全に保てないと思っているので反対です。

夜遅くなってでも行かせるだけの理由があることが前提になると思います。

理由や価値感は各ご家庭それぞれだと思いますが、我が家の場合は息子本人の強い希望と、高いレベルでサッカーできる環境がOKした理由でした。

経験とスキルが培われる

スクールはいろんなチームから上手な子が集まっているので練習も非常にレベルが高いです。

普段のチーム練習と違って気の抜けない緊張感があるのか非常に密度の濃い時間を過ごしています。

上級生と混ざって切磋琢磨することで得られる経験やスキルは大きく、回数を重ねる度に確実に上達しているのを実感しています。

やる気スイッチがONになる

周りの子に刺激を受けてサッカーに取り組む意識にスイッチが入ります。

同級生も多いので負けたくない思いが相まって良い効果が出ているなと感じます。

サッカー協会のトレセンでは高いレベルの子とサッカーすることで向上心を高めることを目的にしているそうですが、まさにその通りだと思います。

スクールに来るたびにスイッチを入れ直すので意識の維持に役立ってます。

タイムマネジメントが身に付く

スクールに行く日は学校から帰るなり宿題を済ませるようになりました。

帰ってきたらクタクタで宿題ができないことを理解したようです。

といってもテキパキやるのはスクールがある日だけですが(汗)

夜遅くの練習で失うもの

得られるものがある反面、失ってしまうものは多くあります。

息子のスクールは週に1日だけなので、可能な限り他の曜日でリカバリできるようにしています。

子供が週に何日も夜遅くなるような状況は親として間違ってもやってはいけないことです。

学習時間が無くなる

学校から帰ってきて準備と軽食を済ませ、スクールに向かうのでのんびりする時間はありません。

スクールから帰ってきたらすぐに風呂・食事・就寝なので、出かける前の限られた時間の中で集中して宿題を終わらせる必要があります。

宿題以外に通信教育等やっている場合、やる時間はまず無いと思います。

こういった時間管理ができないようであれば自ずと勉強の遅れになり、小学生の時点でサッカーだけできて勉強は全くダメな子供になってしまいます。

将来の選択肢を狭めてしまいかねないので、勉強と両立できるかを親子で話し合う必要があります。

友達と遊ぶ時間が無くなる

夜遅くの練習に通うのであれば他の習い事や勉強等がある場合、予定を別の日にずらす必要が出てきます。

予定のやりくりでしわ寄せがくるのが何も予定がない日だったりします。

そうすると学校の友達と遊ぶ自由な時間が無くなってしまいます。

サッカーばかりだと息が詰まってしまうので、息抜きもかねて子供らしい生活を少しは送らせてあげたいですよね。

大人になって子供の頃の思い出がサッカーだけっていうのもどうかなと。

息子の場合は週に1日は何も予定がない日を作って友達と遊べるようにしています。

睡眠時間が削られる

小学生に必要な睡眠時間は10時間と言われています。

20時まで練習して帰宅し、風呂・食事を済ませるとどんなに早くても21時くらいにはなります。

これが22時だったとしたら?確実に睡眠時間は削られてしまいます。

睡眠時間を削ってでも遅い時間まで練習するべきかは真剣に考えるべきです。

なぜなら子供の身長が伸びなくなるリスクがあるからです。

身長が伸びなくなるリスク

正確に言うと成長期を早く迎えてしまうリスクです。

成長期は男の子は11歳前後、女の子は9歳前後から始まりどの子も20~30cm伸びるのが一般的です。

成長期前に伸びる分の身長が成長期を早く迎えることで伸びなくなるため、成長期が終わった時点の身長が本来伸びるべき身長より低くなってしまうんです。

成長期を早める原因はストレスなので、睡眠だけでなく食事や運動の生活習慣をストレスなく維持するのは親の責任だと思います。

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この先もサッカーを続ける中で、高校生になって思ったよりも身長が伸びなかった場合、辛い思いをするのは子供です。

子供の未来を失わないために親ができること

サッカー漬けの毎日や、夜遅くまで練習することはたとえ子供本人が望んだことだとしても、子供の将来を考えて親がしっかりと判断してあげることは小学生のうちは必要だと思います。

いずれ子供本人が自分で判断して人生を歩み始める時が来るまでは道しるべになってあげたいですね。

ではでは。

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