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【J王者内定】永長鷹虎選手から学ぶ「個」の力の重要性

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2021年6月、1人の高校生がJリーグ川崎フロンターレに加入が内定したことが発表されました。

その高校生とは興国高校の超絶ドリブラー、永長鷹虎(えいながたかとら)選手です。

三苫薫選手を始めとする数々の日本代表を輩出した王者川崎フロンターレで、どんな活躍をしてくれるのか今から楽しみですね。

永長鷹虎選手の武器は高校生離れしたドリブルスキルです。

サッカー少年が真似したくなるスキルが凝縮されているのでドリブルを伸ばしたい子は必見です。

永長鷹虎選手のプロフィール

出身 兵庫県神戸市
生年月日 2003年4月7日
身長・体重 168cm/60kg
経歴 ACアスロン(兵庫県)[神戸市立東灘小学校(兵庫県)]
リガールJPC(大阪府)[神戸市立本庄中学校(兵庫県)]
興国高校(大阪府)

中学時代は160cmと小柄であり、選抜経験も地区選抜までと全国的には無名に近い存在だったそうです。

興国高校でフィジカル面が成長したことでストライカーとしての素質が開花し、U-18世代別日本代表にも選ばれるまでになりました。

成長期が晩熟型のようなのでまだ身体ができあがってないとのこと。末恐ろしいです。

プロ入り後にどんな選手になっていくのか、期待しながら応援していきたいと思います。

興国高校でのポジションとプレースタイル

興国高校サッカー部

興国高校は南野拓実選手(リバプールFC/日本代表)や古橋亨梧選手(セルティックFC/日本代表)、樺山諒乃介選手(横浜F・マリノス)など、多くのプロサッカー選手を輩出しているのでご存知の方は多いと思います。

(ちなみに南野拓実選手はセレッソ大阪ユース所属だったのでサッカー部とは無関係)

興国高校は同校サッカー部の監督である内野智章監督が徹底して選手の個を伸ばす指導を行っている、高校サッカーでは非常に珍しいチームです。

サッカーサービスバルセロナS.L.社とパートナーシップを結び、スペイン流のトレーニングを取り入れており、「関西のバルセロナ」と呼ばれているそうです。

全国大会に出場するよりも、選手がプロになることを目標に指導しているとのことなのでプロ輩出が多いのも納得です。

永長鷹虎選手のポジションとプレースタイル

ポジションはFW、左利きのドリブラーです。

ドリブル一辺倒なのかと思いきや、決定力もあってゴール前のアイデアも豊富です。

登録ポジションはFWですが、実際は攻撃的MFという表現が合ってると感じます。

ボールを持てば何かやってくれるワクワク感がある選手なので、今後の成長次第では2024年パリ五輪の日本代表に選出される可能性も十分にあると思います。

出身はドリブル集団ACアスロン⇒リガールJPC

永長選手は小学生時代はACアスロン、中学生時代はリガールJPCというチームに所属していました。

どちらも「個」の育成を極端に重視しており、特にドリブルスキル育成に特化したチームとして有名です。

もし永長選手がJ下部組織や他の強豪ジュニアに所属していたら、ここまでの成長は無かったかもしれません。

ジュニア時代に「個」の力を伸ばすことの重要性を改めて示してくれたと思っています。

プレースタイルの基礎を作った三木利章コーチ

ACアスロン、リガールJPCいずれも「個」の育成には1人の指導者が関わっています。

プロサッカーコーチの三木利章さんです。

ACアスロン指導時代は監督として並みいるJ下部チームを破っての大会優勝実績を持ち、リガールを始め多くのチームで指導を行っている方です。

永長鷹虎選手が体得している「3のリズム」

三木利章コーチのドリブルスクール(通称:ドリスク)ですが、開催は関西圏のみです。

DVDもあるので通えない子も育成メソッドを練習することができます。

目的が足元のテクニック習得ではなく、素早い重心移動の習得となっており、DVD3枚目で明らかになる「3のリズム」はまさに永長鷹虎選手のドリブルリズムそのものです。

抜けなかった息子もこのDVDのお陰で今やドリブル突破が自分の武器になりました。

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ではでは。

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