少年サッカー

【少年サッカー】走れない子と走らない子では問題の本質が違う

「試合でみんな走ってるのになぜウチの子は走らないんだ」

自分の子に対してこう思ったことありますか?

ウチの息子がまさにそうでした。

走らない理由が「走れない」なのか「走らない」なのかで取り組む問題の本質が大きく異なります。

息子がぶつかった2つの問題について書いてみたいと思います。

サッカーで子供が走らない

小学1年生からサッカーを始めた息子ですが、4年生になるまでに何度も「走らない壁」にぶつかってきました。

「今走ればチャンスなのに」「なんで走って奪いに行かないのか」「ピンチなのになんで歩いてるんだ」などなど。

原因は様々だったのですが大きく分けると「(走りたいけど)走れない」と「(あえて)走らない」の2つでした。

原因が「走れない」

走りたいんだけど走れないケースです。

多くは身体的な内容なので解決は比較的簡単です。

息子が1年生~2年生の頃によくありました。

体力が無くて走れない

毎日のようにサッカーする子であれば体力は自然とついてきますが、週に1、2回のサッカー以外はインドア派という子に体力不足は多いです。

学校や普段の遊びで体を動かす習慣が身に付けば体力はついてきますが、難しい場合は毎週いっしょにジョギングをするなどして運動習慣をつけさせるサポートが必要です。

息子の場合は体力は問題なかったのですが太りやすい体質なので、しばらくサッカーしない状態が続くと体重が増えて走れなくなります。

新型コロナによる緊急事態宣言の時は元のコンディションを取り戻すまで3か月かかりました。

フットサルとサッカーの違いに慣れていない

特殊なケースかもしれませんが、フットサルコートに慣れている場合はサッカーグラウンドだと上手く動けないことがあります。

息子はスクールから始めたのでスクールの練習場所であるフットサルコートに慣れた後にサッカーを始めました。

2年生後半からしばらくの間はフットサルコートではよく動けるのにサッカーグラウンドではあまり動けていない、ということがずっと続きました。

8人制サッカーのグラウンドサイズはフットサルコートの約4倍あります。

走れない原因はコートが4倍になるのに行動範囲(プレー範囲)がフットサルコートのスケールのままだったからでした。

フットサルコートでは狭いエリアで細かい足技と素早い状況判断でプレーすることが求められますが、サッカーグラウンドでは広いスペースを使ってダイナミックに動く必要があります。

細かい足技で抜いていくよりも裏抜け一発でヨーイドンするほうが効果的、というイメージで伝わるでしょうか。

息子チームのコーチに相談したこともありますが、コーチ曰く「フットサルで活躍できてもサッカーでは活躍できない子は結構多い。永遠の課題です。」とのこと。

こういった子に対してコーチとしても問題解決方法に悩んでいるようです。

サッカーグラウンドに慣れれば徐々に行動範囲は広がっていきます。

フットサルとサッカーの切り替えができるようになるまで地道に数をこなすことが重要です。

夏の暑さでバテて走れない

季節関係なく「とにかく走れ」というのは子供に対して乱暴すぎます。

夏の暑さが原因の場合はしょうがないと思ってます。脱水症状にならないことだけ気を付けてくれればいいかなと。

私が炎天下とグラウンドからの地熱にはさまれた環境でサッカーしろ、と言われたら「嫌です」と言ってしまうと思います。子供はすごいです。

最近ビデオカメラの映像を整理していた時の話ですが、3月の試合と8月の試合の映像を見てびっくりしました。

8月の試合は走れてないな~と思いながら次に3月の映像を見ると、8月と比べて1.2倍速くらいで走ってます。息子に限らずチームメイト全員です。

プロ選手でも夏場はスプリント量は減り、ジョギングとウォーキングの量が増えるデータが出ているようです。

夏場の消耗が半端ないことが分かりますね。

原因が「走らない」

意識的・無意識的に「走らない」ことを選択しているケースです。

「走れない」と違って解決するためには頭を使うことを身に着ける必要があるため、難易度がグッと上がります。

子供のサッカーから大人のサッカーに変わる第一歩ですね。

息子が3年生になってからよく見られるようになりました。

他人任せで走らない

アイツが走ってくれるだろう、と勝手に自己判断して走らないパターンです。

ディフェンス時にお互いが他人任せになって誰もマークにつかない、いわゆる「お見合い」はバスケとかでもよくありますね。

やってくれるだろう、と自己判断するのではなくお互いで声掛けすることで改善できます。

少なくとも自分とボールと周囲の人の3つの位置関係を意識できればスムーズに判断できるようになると思います。

走る局面が分からない

この問題は一朝一夕に解決するのは難しいと思います。

サッカーIQとまでは言いませんがサッカーする上で局面が分からないと試合に参加できません。

よく言われるのがボールウォッチャーです。ボールを見ているだけで動かない子ですね。

自分の所にボールや相手が来たときは動くことができますが、それ以外は何をしてよいかわからないので結果として走れないです。

こういった子はサッカー観が圧倒的に足りないのでDAZNやYoutubeでプロのサッカーをたくさん見るのがおすすめです。

ポジショニングを意識して走らない

動くとポジショニングが崩れると判断して動かないケースです。

ディフェンス時に戻らない、オフェンス時に攻めない、近くに相手がいるのに獲りにいかない。

その子が動かないべきと考えて判断した結果なので、走らなかったことだけにフォーカスを当てるべきではありません

「動けば別のスペースが空いてしまうので危険と思った。」
「戻ったら攻める時に前でボールをもらえないから。」
「攻めたらカウンターでやられるから残った。」

どれもその時の状況と照らし合わせる必要があり、フォーカスすべきは状況判断が正しかったかどうかです。

明らかにおかしいケースは指摘できますが、子供が自分で学ぶものだと思うのでコーチに任せるようにしています。

走れるようになるためにやったこと

「走れない」の改善

体力の問題では運動量と摂取カロリーのバランスをとるようにしました。

大雑把になりますが、おやつは控えめにし、動いてない日はカロリーが高い食べ物はやめるように習慣づけました。

自分で意識させるためにサッカーノートにその日食べたものを書くようにしたのも良かったです。

サッカーノートの書き方@小学生に絶対おすすめな3つの理由小学生向けにサッカーノートの書き方をまとめました。サッカーノートは書けば必ず伸びるので小学生にこそ絶対おすすめです。息子が書いたサッカーノートもご紹介します。...

フットサルとサッカーの慣れの問題はしばらくスクールの頻度を減らし、チームでのサッカーを優先させることで改善しました。

夏の暑さ問題は改善は難しいですが、暑さ対策(冷感タオル、塩分タブレット、日陰で休息)をしっかりやることで少しは暑さに慣れてきたと思います。

「走らない」の改善

他人任せ問題については「自分が動くこと、仲間に声掛けすることのどちらもやらないのは何もしていないのと同じ」と自分の責任だと思うように子供に伝えました。

最近はスムーズに連携できるようになってきました。バンバン声も出してます。

走る局面が分からない問題は息子の場合はDAZNを毎日見る&スクールで身に着けました。

歳をとるにつれて周りの身体能力が上がるので試合展開スピードも上がって対処が難しくなると思います。

低学年のうちに対処できると良いのかなと思います。

取り組んでみた結果

息子は以前よりだいぶ走れるようになりました。(夏場はスローですが(汗))

イキイキと走る子供を見ているとやってよかったな、と思います。

子供が走らないことでお悩みのお父さん・お母さんは是非試してみてください。

ではでは。

ブログランキングに参加しています。アイコンクリックいただけると励みになります。