ドリブル指導で有名な三木利章コーチのDVDをご存知でしょうか。
「個」の力を育成するためのドリブル上達トレーニングメソッド
息子のドリブル上達に非常に効果があったので感想とあわせて紹介したいと思います。
購入のきっかけは息子の涙
息子が小学2年生の頃、当時スクールでBチームだった息子がAチームに上がりたい、と悔しさのあまり号泣した出来事がありました。
息子の課題だった足元のスキルアップのためにドリブルスクールを探していたところ、三木利章コーチを知りました。
本当は三木コーチのドリブルスクールに通いたかったんですが、近隣では開催していなかったこともあってDVDを購入しました。
DVDなので正直あまり期待はしていなかったのが本音です(汗)
コーンドリブルといえば三木利章コーチ
三木利章コーチの指導歴
2010年~2016年 ACアスロン U-12(兵庫)
2013年8月、埼玉の江南南招待サッカーフェスティバルで優勝。
柏レイソル、大宮アルディージャ、ヴァンフォーレ甲府などのJ下部組織が参加する大会で、並みいる強豪を制して当時無名だったACアスロンを優勝に導きました。
これを皮切りに数々の実績を作っています。
- U11 関西小学生サッカー大会 奈良県大会 準優勝
- U11 関西大会(フジジャパンカップ) ベスト8
- U12 全日本少年サッカー大会 奈良県大会 準優勝
- U12 関西少年サッカー大会 奈良県大会 優勝
- U12 関西大会(日本ハムカップ) 優勝
現在はプロサッカーコーチとして大阪のリガールJPC(ジュニアユース)、興国高校などで指導されています。
川崎フロンターレに入団が内定した興国高校の永長鷹虎選手もリガールJPC出身です。
ドリブル練習を通して個を育成する
三木コーチの指導ではコーンドリブルで徹底的にドリブル練習します。
ですがドリブルを身に着けることが目的ではなく、ドリブル練習を通して体の動き創りやコーディネーション能力を鍛えることを目的にしています。
体の動かし方を覚えることでドリブルスキルも向上し、サッカーに欠かすことのできない個の力を伸ばすことにつながるんですね。
DVDのポイントと感想
DVDはDisc3枚組となっています。
- Disc1枚目:リフティング編
- Disc2枚目:リフティング&コーディネーション編
- Disc3枚目:ドリブル基本編
どのDiscについてもトレーニングするポイントが一貫しています。
- サッカーが下手なのは体が動かないからできない
- 股関節・膝関節・足首がスムーズに動かせられれば体が動く
- 3のリズムで動き創りすることで技術が習得できる
Disc1枚目:リフティング編
リフティング編の内容
公式サンプル:リフティング編の一部を紹介
- インステップ
- インサイド
- アウトサイド
- 太もも
- ヘディング
インステップ、インサイド、アウトサイド、太ももを組み合わせたリフティングメニューがメインです。
後半はヘディングや背中乗せも出てきます。
関節の可動域を広げることがトレーニングの目的になっています。
リフティング編の感想
そもそもリフティングができるようになるためのトレーニングではないので、ある程度リフティングできることが前提になります。
息子は当時リフティングが全然できなかったのでインステップだけ普通にやり、インサイド・アウトサイドはワンバウンドで練習していました。
リフティングは続けられないと楽しくないので、モチベーションを維持させるのに苦労しました(汗)
少しでも回数を続けることができれば褒めまくってモチベーションを上げるのがおすすめです。
Disc2枚目:リフティング&コーディネーション編
リフティング&コーディネーション編の内容
公式サンプル:リフティング&コーディネーション編の一部を紹介
- チラ見
- 手たたき
- 座って立つ
- キック・背中取り
- ジャンケン・リフティング
一般的にコーディネーション能力とは次の7つとされ、日本では調整力と呼ばれる運動神経のことを指しています。
- リズム能力
- バランス能力
- 変換能力
- 反応能力
- 連結能力
- 定位能力
- 識別能力
サッカーで非常に重要とされるコーディネーション能力を鍛えるために、一つの動作をやりながら複数の動作を盛り込むことで脳の情報処理能力を向上させることを目的にしています。
リフティング&コーディネーション編の感想
リフティングしながら色々な動作をするのでかなり難しく、息子はほとんどできませんでした。
最初のメニューのチラ見だけでも非常に難しいです。
いくつかやってみてできそうなメニューだけに絞って練習していました。
リフティングをマスターしてから挑戦するのがベターかなと思います。
Disc3枚目:ドリブル基本編
ドリブル基本編の内容
公式サンプル:ドリブル基本編の一部を紹介
- ダブルタッチ
- ダブルタッチ&アウトサイド
- インサイド&アウトサイド
- アウトサイド交互
- 重心移動
- インロール&アウトロール
- クライフターン&アウトサイド
本DVDの肝の部分になります。
「3のリズム」と「重心移動」を身に着けることが目的です。
踏ん張らない動きができるようになれば身体能力で劣る相手に対して逆を取れるようになります。
ドリブル基本編の感想
まずDVDを見て衝撃を受けました。モデルとなっている子供たちのスキルレベルが圧倒的なんです。
どんな練習してればここまでできるようになるんだろう、と思ってしまいました。
息子もドリブル練習なのでリフティングよりは楽しくできたかなと思います。
始めはメニューの内容を覚えながらゆっくりやりましたが、重要なのは「3のリズム」を刻みながら可能な限り速くやること。
失敗しても良いのでリズム&スピードの動き創りを体で覚えることが大切です。
タイムを計りながら練習しましたが、目的意識を持つことができるので非常によかったです。
ドリブル上達の効果はあるのか?
実際のところ、かなりドリブルが上達します。
息子と朝練で毎日30分程度、コーンドリブルトレーニングをやりました。
始めはぎこちなく、ミスも多くありましたが1週間毎日練習するだけで様になってきます。
1か月後にはダブルタッチならDVDにモデルとして出れるんじゃないか、というくらいまで上達しました。(親バカかも)
よくあるコーンドリブル練習は型を覚えることに必死になってしまうので実戦ではなかなか通用しないと思います。
本トレーニングはスピードと重心移動を覚えることができるので超実戦向けです。
外すドリブルと抜くドリブルを身に着けた息子はスクールで今まで勝てなかった子たちをズバズバ抜けるようになりました。
ホントに買ってよかったと思えるDVDです。
楽天・Yahooで販売
DVDは楽天・Yahoo!で購入可能です。(Amazonでは販売無し)
<販売サイト別価格表>
楽天 | 17,980円(税込み・送料込み) |
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ではでは。