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全日本キンダーサッカー選手権の炎上を考える|SNSの怖さ

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幼児年代のサッカーイベント、全日本キンダーサッカー選手権2021が開催されます。

このイベントについてSNS上で批判が過熱しているようです。

ウチの次男も参加する予定なんですが、保護者として思っていることを書いてみます。

全日本キンダーサッカー選手権2021とは

全国規模の幼稚園児対象(U-6)サッカー大会です。

2021/12~1にかけて全国各地で予選大会、2022/2に東京で決勝大会となります。

関東で発足したイベントのためか関東予選は複数回開催と規模が大きく、その他地域では東海・関西・九州・東北で予選開催が予定されており、現在は全国各地で予選大会の調整中です。

大会アンバサダーは豪華メンバー

恥ずかしながら知ったのは批判がきっかけだったんですが、アンバサダーは非常に豪華な方々です。

  • 川島永嗣さん(RCストラスブール)
  • 松井大輔さん(YSCC横浜フットサル)
  • 皆川佑介さん(ベガルタ仙台)
  • 巻誠一郎さん(元日本代表)
  • 木場克己さん(体幹トレーナー)
  • 今江敏明さん(元東北楽天イーグルス)
  • 【辞退】森重真人さん(FC東京)

公式HPより

大会への批判が過熱

イベント公式twitterに対して批判コメントが多数投稿されていました。

掲載は割愛しますが、twitterで検索すれば批判コメントは確認できます。

批判内容を簡単にまとめると以下です。

  • 幼児に競技志向のサッカーは間違ってる。
  • サッカーの楽しさを覚える年代。子供の将来を潰す。
  • 子供を金儲けの道具にしている。

FC東京の森重選手がアンバサダーを辞退したのも批判が影響なんじゃないかとの噂です。(辞退理由は不明)

保護者が思っていること

イベント参加について

次男の今回のイベントへの参加は、主催者メンバーの方とチームコーチのつながりがきっかけでした。

次男チームは遊びながらサッカーの楽しさを覚える方針なので、勝ち負けなんて二の次のチームです。

これは息子達がサッカーを始めたことで知ったことですが、少年サッカーは指導者・関係者の横のつながりで成り立っている側面が強いです。

イベントを盛り上げることに協力する意味合いもありますが、コーチも保護者も子供も純粋にサッカーを楽しむお祭りイベントとして参加しています。

全国大会として立ち上げてはいるものの、日本各所で見られるようなサッカー普及活動の一つに過ぎないレベルのイベントだと思います。

イベント批判について

保護者は困惑

イベントが批判されていることについて、保護者としては正直困惑しています。

批判について主催者側は特にコメントを出していませんが、批判されているような考えでイベント開催しているわけではないのは確かです。(コーチ経由で聞いた話)

さすがに幼児に対して本気で勝ち負けを競わせるなんて、指導を生業にしている人達が思っている訳がありません。

イベントHPを言葉通りに見れば「幼児期から競技サッカーをやるべき」と受け取れますが、あくまでイベントを盛り上げるための一種のエンターテイメントな表現として受けとってもらえていないのが残念です。

(表現がよろしくない点は主催者側の拙い部分だと思いますが)

また、子供を使って商売の道具にしているという批判もありますが、1チーム参加費1万円でどれだけ利益が得られると思っているのでしょうか。

会場はどこもフットサルコートです。1面レンタルで1時間1万円として1会場3面を3時間としても半日で10万円は必要です。

その他運営費、グッズや賞品準備で利益はほとんど出ないでしょう。むしろ金策のために企業スポンサー探しに奔走していると思います。

イベントが注目を集めれば副次的な利益は得られるかもしれませんが、営利目的であればサッカー関係者からの賛同は得られないでしょう。

事情を知らないのに何故騒いでいるんだろう?と不思議な気持ちになります。

ネットリテラシーと集団心理

近年問題になっているネットリテラシーの低さなんですかね。

SNSでは誰もが自由に発信できるので集団心理も働きやすいのかもしれません。

↓こちらの方の意見を見て、確かにそういう側面もあるんだなと思いました。

いずれにせよ子供の記憶に残る楽しいイベントになってくれることを願います。

ではでは。

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