「ウチの子はいつ伸びるんだろうか」
子供のサッカーを応援する親が思うことランキング第1位だと思います。
かく言う私も息子のサッカー上達に一喜一憂しながら日々を過ごしております。
これまで3年半ほど息子やチームメイトを見てきました。
息子の経験を交えながら、伸びる子・伸びない子について私なりの考えを書いてみたいと思います。
1年生はサッカーに慣れる
サッカーを始めた1年生の頃は、息子が活躍できず歯がゆい思いをしていました。
団子サッカーなので足の速い子や、身体の大きい子が圧倒的に活躍します。
息子は足も速くないし身体も大きくないのでいつも集団の後ろを追っかけていた記憶があります。
たまにボールが転がってきても一人ドリブルでかわしている間に集団に囲まれ、あっというまに取られてしまうことの繰り返しでした。
「ボールをあきらめずに追いかけること、ボールを持った時は楽しいこと」を学んでいたと思います。
2年生は頭を使うことを覚える
2年生も基本的に団子サッカーでしたが、徐々にポジショニングを意識し始めました。
- 全員でボールを追いかけるのではなく、点を取られそうなときはゴール前を守る。
- 誰かがボールを追いかけているのであればパスをもらえる場所に移動する。
- ボールを持った時もただドリブルを仕掛けるのではなく、空いているスペースにパスを出す。
みたいな感じですね。
この時点で頭一つ抜けている子は危機察知能力やゴール感覚のレベルが周りの子と違うので、その子にボールが吸い寄せられるように集まってきます。
いわゆる無双というやつです(笑)
3年生は個性探し
3年生になるとポジションを決めたサッカーに取り組み始めました。
色々なポジションをやりながら、子供の特徴や個性・プレースタイルを探していきます。
息子はもっぱらセンターバックばっかりでしたが(汗)
この頃から伸びる子がちらほら出てきます。
4年生はプレースタイルに磨きをかける
4年生からは本格的にフォーメーションを使ったサッカーを始めました。
ポジションも基本固定し、チームのスタイルと子供のプレースタイルの純度を上げていきます。
裏をとるのが上手なセンターフォワード、1対1に強いセンターバック、走り負けしないサイドハーフなど。
子供のプレースタイルとマッチしたポジションで試合を重ねることでぐんぐん伸びていきます。
身体的・精神的な成長もプレーの幅に直結するので見ていて楽しいですね。
サッカーにかけた時間と質で伸びる
1年生~4年生まで息子の経験を書いてみましたが、伸びている子は皆努力しています。
どれだけサッカーに時間をかけてきたか、どれだけ質の高い経験を積んできたかで伸び方も違うように思います。
練習や試合に欠かさず参加していた子も伸びてはいますが、それ以上に個人練習やスクール練習している子の伸び率はすごいな、と感じます。
特に試合経験は成長に欠かせない、と息子のスクールコーチがいつも言ってますが確かにその通りだと思います。
強豪チームや強度の高い相手と試合経験を重ねている子はものすごく伸びています。
伸びる時期は子供次第|低学年のうちは気にしない
1年生~3年生は正直なところ五十歩百歩だと思います。
この前の試合はA君すごい、今日の試合はB君すごい、みたいに活躍する子が週替わりになりますので一喜一憂しないほうが親も子も心が安定します。
3、4年生から伸びる子は伸びますがタイミングは子供それぞれ違う、というのが正直なところです。
頑張っているのに伸びない、という子も伸びる時はきっと来ます。
我が子が伸びる姿を目にした時は感動します。その時を親子で喜べるように日々応援していきましょう。
ではでは。